入出金明細を「MoneyLink」にて取り込んだ後、会計製品に仕訳として転送する方法をご案内します。
※事前に「MoneyLink」側で操作が必要です。詳細な操作方法はこちらの手順1~5をご参照ください。
<操作手順>
1.会計製品を起動し、「帳簿」→「MoneyLink明細取込」を開きます。
※下記のメッセージが表示された場合は[OK]ボタンをクリックします。
2.画面中央上の[明細取込]→[MoneyLinkから直接明細を取り込む]をクリックします。
3.「MoneyLinkログイン」画面が表示されますので、[パスワード]を入力し、画面下の[実行]ボタンをクリックします。
4.会計製品に取り込むWeb明細帳にチェックがついていることを確認し(図:ア)、[設定]ボタンをクリックします(図:イ)。
【仕訳登録時に取込辞書を自動で更新する】
仕訳登録した内容が明細取込辞書の取込ルールとして反映されます。辞書が改訂されていきますので、より期待通りに自動仕訳されやすくなります。
通常はチェックがONになります。辞書に反映させたくない場合はOFFにします。
【AIによる自動推測を行う】
明細を取り込む際にインターネットを介して学習型プログラム(AI)が類似の取引内容を探索し、科目を自動推測して仕訳候補を作成します。
通常はチェックがONになります。自動推測されたくない場合はOFFにします。
【取込時に常にWeb明細帳選択画面を表示する】
明細を取り込む際に「Web明細帳選択画面」を表示させます。
通常はチェックがOFFになり、MoneyLink側のWeb明細帳登録状態に変更あるときだけ、「Web明細帳選択画面」を表示されます。常に表示したい場合はONにします。
5.取込方法を選択します。
(ア)仕訳未登録の明細を仕訳候補として取り込む
MoneyLinkに保存されている明細の内、帳簿に仕訳として登録されていない明細のみに絞って取り込む場合に選択します。
また、会計期間外の取引も取り込む場合は[会計期間外の取引も取り込む]にチェックをつけます。
(イ)指定した期間内の明細を仕訳候補として取り込む
MoneyLinkに保存されている明細の内、期間を指定して取り込む場合に選択します。
仕訳の登録の有無に関わらず、ここで指定した期間に該当する明細を全て会計製品に取り込みます。
過去に「取込対象期間」に指定したことがある場合は、「取込対象期間」の開始日(左側)は前回取り込んだ期間の終了日が自動表示されます。
6.画面下の[実行]ボタンをクリックすると、下の確認画面が表示されます。
取り込みを開始する場合は[はい]ボタンを、取り込みを取り消す場合は[いいえ]ボタンをクリックします。
7.「明細の取り込みが完了しました。」のメッセージが表示されたら、完了です。[OK]ボタンをクリックします。
8.MoneyLinkから取得した取引明細が表示されます。
取り込んだインターネットバンキングサービス側の勘定科目を「金融機関科目」欄に指定します。
※選択した勘定科目が補助科目管理している場合は「補助科目」を、部門管理をしている場合は「部門」もあわせて選択します。
9.取り込まれた入出金明細ごとに相手科目に該当する「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」を選択します。
ここで設定した「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」「補助摘要」を使用し、会計製品へ仕訳として取り込まれます。
(ア)「入出金明細の取引内容」を参考に、入出金明細の相手となる「勘定科目」「補助科目」「部門」を選択します。
(イ)「入出金明細の取引内容」に該当する「摘要」「補助摘要」を摘要辞書より選択します。
※必要に応じて全角15文字以内で直接入力や変更することもできます。
(ウ)すべての入出金明細に対し、相手となる「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」「補助摘要」を設定します。
※入出金明細に対し、相手となる「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」「補助摘要」を設定することで、会計製品へ取り込んだ場合、下記のように仕訳が転送されます。
10.仕訳として取り込む入出金明細は「登録対象」欄にチェックを付けます。
※MoneyLinkより取り込まれた仕訳候補を全て帳簿へ取り込む場合は、画面上の[一括選択]→[全ての仕訳候補]を選択することで、全ての入出金明細の「登録対象」にチェックをつけることができます。
11.[仕訳登録]をクリックします。
12.確認メッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックすると、手順10で選択した仕訳候補を帳簿に取り込みます。
[いいえ]ボタンをクリックすると、MoneyLink明細取込画面に戻ります。
13.「仕訳の登録処理が完了しました。」が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。
14.帳簿画面より、MoneyLinkから取り込んだ入出金明細が仕訳として登録されていることを確認します。
MoneyLinkから取り込んだ入出金明細の取引内容をもとに、よく使う取引内容とそれに関する勘定科目などをあらかじめ辞書登録することもできます。詳細な操作方法はこちらをご参照ください。