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Q.安心データバンク保存時に「ストレージへの接続中にエラーが発生しました。異常終了。」と表示された場合の対処法

販売王20以降
販売王20販売・仕入・在庫以降

 

 

安心データバンクに保存する際、「ストレージへの接続中にエラーが発生しました。異常終了。」と表示され、処理が正常に完了しない場合があります。

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その場合は、以下の対処方法を順番にお試しいただきますようお願いいたします。

A.高速バックアップをOFFにする

B.LocalEnvファイルを変名する 

C.UnRegist.bat/Regist.batを行なう

D.設定変更ファイルを適用する

E.「認証つき」プロキシを使わない設定にする

F.製品の完全アンインストール/再インストールを行う

 

 

A.高速バックアップをOFFにする

 

「高速バックアップ」とは、通常のバックアップの際に行われるファイルの圧縮作業を省くことで、通常のバックアップより短時間でバックアップを行える設定のことを言います。「高速バックアップ」を設定することで時間は短縮できますが、ファイルの圧縮作業が行われないため、バックアップのファイルサイズが大きくなります。ファイルサイズが大きくなることで、安心データバンクへのバックアップの保存が、お客様の環境によってはタイムアウトしてしまい、上記エラーメッセージが表示されることがございます。

 

<操作方法>

1.ダイレクトメニューの「ファイル」-「環境設定」を開きます。

 

2.環境設定画面の「高速バックアップ(U)」にチェックマークが入っている場合は、外します。

 

※チェックマークを付けると、短時間でバックアップが行えますが、圧縮しないためファイルサイズが大きくなります。チェックマークを外すと、ファイルを圧縮してバックアップをするため、ファイルサイズは小さくなります。(ただし、バックアップに時間がかかります。)

 

3.設定が完了しましたら、画面右下の[設定(F12)]ボタンをクリックします。

 

再度、安心データバンクへの保存をお試しください。

改善されない場合は、引き続き手順Bへお進みください。

 

 

B.LocalEnvファイルを変名する

 

安心データバンクのログイン情報を保存しているファイルの読み込みに失敗している可能性がありますので、一度該当のファイルを変名して改善されるかをお試しいただきます。

 

1.キーボードの「Windows」キー()+「E」キーを押します。

 

2.画面左の「ドキュメント」をクリックします。

 

3.画面右の「Sorimachi」フォルダーをダブルクリックし、「SALXX」、または「SPRXX」フォルダーをダブルクリックします。

※XXには製品のバージョンが入ります。

 

4.フォルダー内の『AppDef.ini』をダブルクリックします。

 

5.「UserId=」の後ろに記載されている文字をメモに控えます。

 

6.『LocalEnv.salXX』または『LocalEnv.sprXX』を右クリックして、「名前の変更(M)」をクリックします。

※XXには製品のバージョンが入ります。

 

7.名前の先頭に『111』と入力して、「Enter」キーを押します。

 

8.弊社製品を起動します。

 

9.起動時にログイン画面が表示されますが、以下のように「データ名称」や「ユーザー名」が空欄になっていますので、それぞれ入力して、[ログイン(F12)]をクリックします。

 「データ名称(D)」・・・[▼]をクリックしてログインするデータを指定します。

 「ユーザー名(U)」・・・手順5でメモに控えた文字を入力します。

 「パスワード(P)」・・・設定していない場合は空欄のままとします。

 

製品が起動しましたら、安心データバンクへの保存をお試しください。

改善されない場合は、引き続き手順Cへお進みください。

 

 

C.UnRegist.bat/Regist.batを行なう

 

設定ファイルの登録解除、再登録をお試しいただきます。

 

1.デスクトップにある販売王のショートカットアイコンを右クリックして、「ファイルの場所を開く(I)」をクリックします。

 

2.フォルダー内にある「UnRegist.BAT」を右クリックし、「管理者として実行(A)」をクリックします。

 

※「ユーザーアカウント制御」画面が表示されましたら[はい(Y)]をクリックします。

 

3.コマンドプロンプト画面が表示され、最後に「型は正常に登録が解除されました」が表示されていることを確認して、「Enter」キーを押します。

※[型は正常に登録が解除されました]以外のメッセージが表示される場合は、メッセージをメモに控え、弊社サポートセンターまでご連絡ください。

 

4.手順1で開いたフォルダー内にある「Regist.BAT」を右クリックし、「管理者として実行(A)」をクリックします。

 

※「ユーザーアカウント制御」画面が表示されましたら[はい(Y)]をクリックします。

 

5.コマンドプロンプト画面が表示され、最後に「型は正常に登録されました」が表示されていることを確認して、「Enter」キーを押します。

※[型は正常に登録されました]以外のメッセージが表示される場合は、メッセージをメモに控え、弊社サポートセンターまでご連絡ください。

 

安心データバンクへの保存をお試しください。

改善されない場合は、引き続き手順Dへお進みください。

 

 

D.設定変更ファイルを適用する

 

安心データバンクへアップロードするファイルの分割サイズを変更して改善されるかお試しいただきます。

 

1.こちらを右クリックして、「名前を付けてリンクを保存」(または「名前を付けてリンク先を保存(K)」など)をクリックします。

 

<Microsoft Edgeの場合>

 

<Google Chromeの場合>

 

 

2.保存場所を『デスクトップ』に変更して、[保存(S)]をクリックします。

 

3.保存した「Sorimachi.CSAM.config」を右クリックして、「コピー(C)」をクリックします。

 

4.デスクトップにある販売王のショートカットアイコンを右クリックして、「ファイルの場所を開く(I)」をクリックします。

 

5.インストールフォルダーが開きますので、既存の「Sorimachi.CSAM.config」を右クリックして、「名前の変更(M)」をクリックします。

※「Sorimachi.CSAM.config」が存在しない場合は、手順7へ進みます。

 

6.「1Sorimachi.CSAM.config」のように名前を変更して、「Enter」キーを押します。

 

7.インストールフォルダー内で右クリックして、「貼り付け(P)」をクリックします。

 

安心データバンクへの保存をお試しください。

改善されない場合は、引き続き手順Eへお進みください。

 

 

 

 

E.「認証つき」プロキシを使わない設定にする

 

インターネットへの接続にプロキシを使用している場合は、使用しない設定に変更して、正しく保存されるかをお試しください。

もし、プロキシが必須の場合は、「認証つき」か「認証なし」かで対応が異なります。

以下の内容をご参照ください。

※プロキシに関するお問い合わせにはお答えができかねますので、プロキシを解除しても問題ないか、「認証なし」プロキシに変更しても問題ないかなどは、社内のセキュリティ管理者様にご確認ください。

 

「認証つき」プロキシを使用していない場合は、手順Eへお進みください。

 

■「認証つき」プロキシ

安心データバンクは「認証つき」プロキシに対応していません。

そのため、お客様が認証つきプロキシを使用しており、そのプロキシを経由しなければインターネットを使用できない環境の場合、残念ながら安心データバンクはご利用いただけません。

 

<確認方法>

1.製品を起動して、画面上部のメニューバーから「ヘルプ(H)」-「オンラインアップデート(U)」をクリックします。

 

2.「プロキシ経由で接続される方はこちらで設定してください」をクリックします。

 

「オンラインアップデート接続設定」が表示されますので、「UserID」、「Password」を設定している場合は、「認証つき」プロキシを使用していることになります。

この設定で安心データバンクを使用することはできかねます。

※「□プロキシを使う(X)」のチェックを外して、[OK]をクリックすることで、プロキシを使用しない設定にすることができます。ただし、それを行ってよいかどうかは社内のセキュリティ管理者様に必ず確認してください。

 

 

■「認証なし」プロキシ

安心データバンクは「認証なし」プロキシに対応していますが、設定自体はインターネットオプションから行っていただく必要がございます。

 

<設定画面の表示方法>

1.製品を起動して、画面上部のメニューバーから「ヘルプ(H)」-「オンラインアップデート(U)」をクリックします。

 

2.「プロキシ経由で接続される方はこちらで設定してください」をクリックします。

 

3.「オンラインアップデート接続設定」が表示されますので、「□ブラウザーの設定を利用(U)」にチェックが入っていることを確認します。

 

4.キーボードの「Windows」キー()+「R」キーを押します。

 

5.「名前(O)」に『inetcpl.cpl』と入力して、[OK]をクリックします。

 

6.「接続」タブをクリックして、画面下部の[LANの設定(L)]をクリックします。

 

7.「プロキシ サーバー」にて設定を行います。

※設定方法は社内のセキュリティ管理者様にご確認ください。

安心データバンクへの保存をお試しください。

改善されない場合は、引き続き手順Fへお進みください。

 

 

F.製品の完全アンインストール/再インストールを行う

 

製品を一度完全にアンインストール(作成されたフォルダーも削除)してから、製品をインストールし直して改善されるかお試しいただきます。

 

1.製品の完全アンインストール

Q.製品をアンインストールし、使用したフォルダーも削除する方法」の手順A~Cまでを行います。

※Q&Aにもあるように必ずバックアップを取ってから操作を行ってください。

※手順Dは行わないでください。

 

2.製品の再インストール

Q.製品のインストール方法」をご参照いただき、インストールを行います。

 

3.データの復元

Q.バックアップを復元する方法」をご参照いただき、データを復元します。

 

上記操作後、安心データバンクへの保存をお試しください。

 

 

 

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