配偶者や扶養親族の設定に対してエラーメッセージや確認メッセージが表示される場合があります。
原因と対処法をそれぞれ後述いたしますので、該当する内容をご確認ください。
<ご注意ください>
前年分の年末調整が完了していない場合は、本Q&Aの対処法は行わないでください。
本Q&Aは該当年度の配偶者、扶養親族の設定を行う対処法です。
<事前準備>
前年分の年末調整が完了している方は、まずは年調年度を該当年度に変更します。
1.「年調」→「年調年度指定」をクリックします。
2.「年調年度指定」画面が表示されましたら、該当年度の行をクリックし、下の[設定]ボタンをクリックします。
3.下記の確認画面は[はい]をクリックすると年調年度が切り替わります。
4.以上で準備は完了です。
目次 (見出しをクリックすると該当ページに移動します)
A.『配偶者区分と配偶者控除区分の関係が正しくありません。メッセージID:-10826』と表示される場合
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A.『配偶者区分と配偶者控除区分の関係が正しくありません。メッセージID:-10826』と表示される場合
こちらは、「配偶者」の設定に誤りがある場合に表示されます。
< 原因 >
設定している「配偶者区分」と「配偶者控除区分」に矛盾が生じているためです。
< 対処方法 >
こちらをクリックして頂き、製品Q&A『「配偶者区分と配偶者合計所得金額の関係が正しくありません」と表示された場合の対処方法』に記載の『B:「扶養」画面での配偶者の登録内容について確認します。』の手順で、設定を見直します。
B.『入力された生年月日から算出した扶養区分(または配偶者区分)と、指定された扶養区分(または配偶者区分)が異なります。 メッセージID:10814』や『扶養控除の設定として正しくない控除対象配偶者又は扶養親族が存在しますが、このまま処理を継続しますか? メッセージID:10807』と表示される場合
< 原因 >
設定している「生年月日」と「配偶者区分」または「扶養区分」に矛盾が生じているためです。
< 対処方法 >
【配偶者の設定を確認する場合】
1.配偶者の名前をダブルクリックします。
2.「生年月日」に誤りがないか確認します。
生年月日が正しいことを確認した上で、「配偶者区分」を「対象外」「一般」「老人」のいずれかより設定してください。
「対象外」・・・控除対象とならない配偶者(所得者が合計所得金額1,000万円超、または合計所得金額48万円超の配偶者)
「一般」・・・「老人」に該当しない控除対象配偶者
「老人」・・・その年12月31日現在の年齢が70歳以上の控除対象配偶者
【扶養親族の設定を確認する場合】
1.扶養親族の名前をダブルクリックします。
2.「生年月日」に誤りがないか確認します。
生年月日が正しいことを確認した上で、「扶養区分」を「対象外」「一般」「特定」「老親等」「老人」のいずれかより設定してください。
「対象外」・・・合計所得が380,001円以上の方または、その年12月31日現在の年齢が16歳未満の被扶養者
「一般」・・・・その年12月31日現在の年齢が16歳以上19歳未満、または23歳以上70歳未満の被扶養者
「特定」・・・・その年12月31日現在の年齢が19歳以上23歳未満の被扶養者
「老親等」・・・その年12月31日現在の年齢が70歳以上の人のうち、所得者または配偶者の直系尊属(父母や祖父母)の被扶養者
「老人」・・・その年12月31日現在の年齢が70歳以上の人で「老親等」に該当しない被扶養者