電算センターから受け取ったデータを農業簿記に取り込むには、「JA科目」と「簿記科目」を対応付けておく必要があります。
農業簿記JAバージョンで取り込む場合だけでなく、農業簿記(個人版)を利用して取り込む場合も、その対応付け情報が必要です。
農業簿記JAバージョンで設定されている対応付け情報を、組合員用(個人版用)に出力する場合、メニューバーの「データ管理」→「ツール」→「JA科目対応付けファイル出力」より行います。
ここで出力された対応付けファイルは、組合員のパソコン内にコピーして使用します。
<操作手順>
1.対応付け情報を出力する前に、JA取引の設定が正しく行われているかどうかを確認します。
(1)「日常」→「JA取引」→「初期設定」にて「経営形態別・基準組合員」、が設定されていること、「営農基本コード」が正しく選択されていることを確認します。
(2)「日常」→「JA取引」→「JA科目対応付け」にて科目が正しく対応付けされていることを確認します。
2.「JA科目対応付け」画面を終了し、メニューバーより、「データ管理」→「ツール」→「JA科目対応付けファイル出力」をクリックします。
3.出力条件を設定します。
(1)「出力形態」から、対応付けファイルを出力したい形態を選択します。
※「出力形態」は1種類ずつの選択になります。3種類を同時に出力することはできません。
(2)「出力先フォルダー」の[参照]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
出力先を指定して[フォルダーを開く]ボタンをクリックします(例:USBメモリーに出力する場合)。
4.[実行]ボタンをクリックします。
※手順3.(2)で出力先を変更した場合は、下のメッセージが表示されますが、[OK]ボタンをクリックします。
5.メッセージ内容を確認し、よろしければ[OK]ボタンをクリックします。
6.出力が完了すると下のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
出力先には、「TAIOU.REN」というファイルが作成されます。
上記のファイルを各組合員に配布し、組合員の農業簿記(個人版)で「日常」→「JA取引」→「JA科目対応付け」画面右上の[対応取込]ボタンより、ファイルの取込を行ってください。
※「TAIOU.REN」の他に「TAIOU1.REN」ファイルが作成される場合がありますが、「TAIOU.REN」のみ保存してください。