複数の組合員の仕訳を入力したり、農協データを取り込んだりするにあたっては、各組合員データの勘定科目や補助科目体系が同じほうが便利です。
作成済みの科目名称を変更する場合、複数の組合員の科目名称を一括で変更するには、メニューバーの「データ管理」→「ツール」→「勘定科目/補助科目 一括修正」より行います。
※変更した内容を元に戻す機能はありませんので、この操作を行う前には必ず「データ保存(バックアップ)」より、データのバックアップをお取りください。
<操作手順>
1.メニューバーより「データ管理」→「ツール」→「勘定科目/補助科目 一括修正」をクリックします。
下のメッセージが表示されます。バックアップを保存したことを確認し、[OK]ボタンをクリックしてください。
2.修正前の科目を指定します。
例:勘定科目名称を「現金」→「小口現金」に変更する場合
(a)指定した正式名称と一致する科目を修正対象とする。
・科目コードに関係なく、「正式名称」に入力した名称と同名の科目が変更の対象となります。
・「正式名称」は、修正対象の科目における正式名称を照合しますので、空白も含めて正確に入力してください(※空白を入力する際は、全角と半角を区別して入力してください)。
・補助科目名を修正する場合は「補助科目」にチェックを付けます(この場合、親となる勘定科目に関係なく、同名の補助科目が変更の対象となります)。
(b)指定した科目コードと一致する科目を修正対象とする。
・現在選択中の組合員の勘定科目・補助科目の一覧から、修正したい科目コードを選択します。
・名称に関係なく、選択した科目と同じコードの科目が変更の対象となります。
・勘定科目を修正する際は、補助科目は「指定なし」にします(補助科目がない場合はマスクがかかり、選択できません)。
・補助科目を指定した場合、複数の勘定科目に同名の補助科目が設定されていたとしても、指定した補助科目のみが変更の対象となります。
3.修正後の科目名称などを入力します。
・空欄や、チェックのない項目については変更されません。
4.「修正前」「修正後」の設定ができましたら、最下の[追加]ボタンをクリックします。
これにより、修正内容がリストに追加されます。
リストには、5件まで追加することができます。
修正したい科目が複数ある場合は、リストに追加したあと画面右上の[条件クリア]ボタンをクリックし、2.~4.の操作にて、別の条件を設定・追加してください。
5.条件を指定したら[実行]ボタンをクリックします。
確認メッセージは[OK]ボタンをクリックしてください。
6.「一括処理」画面が表示されますので、修正したい組合員にチェックを付け、[実行]ボタンをクリックします。
7.処理が完了すると下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックし、「初期」→「基本」→「勘定科目設定」にて科目名称が変更されていることをご確認ください。
※すでに、変更前の勘定科目/補助科目を使用して入力した仕訳や仕訳辞書があった場合は、この処理を行うことにより、変更後の科目名称に置き換えられます。
※修正対象の科目が存在しないなどの理由で、一部でも修正が行なわれなかった場合は確認メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、エラー内容が表示されます。内容を確認し、個別にご対応ください。