育成中の資産(「育成資産管理」に登録している資産)が成熟した場合に、減価償却資産に振り替えることができます。
この操作により、「減価償却資産登録」への登録と、振り替え仕訳の作成を自動的に行うことができます。
<操作手順>
例:育成中の牛が分娩し、成牛になった場合
1.「資産台帳」→「育成資産管理」を開きます。
該当資産をダブルクリックするか、黒枠で囲み画面右上の[修正]ボタンをクリックします。
2.以下の画面が表示されますので〔償却資産コード〕を設定し、[登録]ボタンをクリックします。
3.画面右上の[一括振替]ボタンをクリックします。
4.「減価償却資産一括振替」画面に登録済みの育成資産が表示されます。
今回分娩した牛(減価償却資産へ振り替えたい牛)だけにチェックを付け、画面右上の[振替]ボタンをクリックします。
※振り替える日付(分娩した日付)が異なる牛は同時に振り替えることができませんので、一頭にだけ(あるいは分娩日が同じ牛にだけ)チェックを付けてください。
5.「減価償却資産への振替」画面が表示されます。
〔振替と同時に振替仕訳も作成する〕(図:a)にチェックを入れ、勘定科目(図:b)と伝票日付(図:c)、減価償却資産としての登録項目(図:d)を指定します。
設定が完了したら[振替実行](図:e)ボタンをクリックしてください。
※分娩日が異なる牛が複数頭いる場合には、3.~5.の操作を分娩日ごとに繰り返して行ってください。