対象製品
農業簿記10JAバージョン 以降
「日常」→「JA取引」→「取引データ取込」を実行した際、「○行目の取引データは、借方(または貸方)科目がこの組合員データに存在しません」と表示される場合があります。
このエラーは、基準組合員と、データを取り込みたい組合員の勘定科目(または補助科目・部門)の体系が異なる場合に表示されます。
以下の操作手順にて、勘定科目(補助科目・部門)の体系が一致しているかどうかを確認し、体系を一致させた状態で再度取り込みを実行してください。
<操作手順>
1.「日常」→「JA取引」→「取引データ一覧」を開き、エラーになっている行の「組合員コード」「借方」または「貸方」をメモに控えます。
(上記のエラーの例ですと「1行目の取引データは、借方科目が・・・」と記載されていますので、1行目の組合員コードと借方のコードを確認します)
2.「日常」→「JA取引」→「JA科目対応付け」を開き、上記1.で控えた借方(貸方)のコードに対応付けられている「勘定科目/補助/部門」をメモに控えます。
3.「データ管理」→「管理」→「組合員管理」を開き、手順1.で確認した組合員データを選択状態にします(レ点が付いた状態にします)。
4.「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開き、手順2.でメモに控えた勘定科目コードと相違がないかどうかを確認します。
(例では「818:農薬費」を確認します)
今回の例では、2.の設定と、4.の設定に以下の相違(※)があることがわかります。
上記の場合は、「部門設定」にて同じコードの部門が作成されていることと、「勘定科目設定」で、農薬費を「部門:有」に設定することが必要となります。
5.同じ設定にした後、再度「取引データ取込」を実行してください。