ソリマチ製品Q&A製品Q&Aは「いつでも」「すべてのページを」「どなたでも」ご覧になれます。

Q.減価償却資産の圧縮記帳を行う場合

 

 

国や地方公共団体等から、固定資産の取得・改良に充てるために補助金等の交付を受けた場合で、補助金の目的に合った固定資産の取得・改良を行なったときは原則として圧縮記帳を行うことが認められています。

ここでは、農業簿記での仕訳の方法と減価償却資産登録の方法をご案内いたします。

※圧縮記帳の対象になるかどうかの判断につきましては、お手数でも管轄の税務署または関与税理士様にご確認ください。

また、圧縮記帳にはいくつかの方法があり、ここでは一般的な「損金経理直接減額法」を掲載しています。

以下の仕訳で良いかどうかにつきましても同様にご確認ください。

 

例:100万円の車両運搬具を、資金30万、補助金70万円で購入した場合

 

<仕訳例>

image001.gif 

 

これにより、固定資産(車両運搬具)の帳簿価額は300,000円となり、300,000円に対して減価償却費を計上していくことになります。

※資産の全額を補助金から支払った場合(100万円の車両運搬具を、補助金100万円で購入した場合)は「圧縮記帳による減額」の仕訳で「999,999円」を入力します(1円は備忘価額)。

 

 

<操作手順>

 

A.資産情報の登録

 

1.「管理」→「減価償却資産登録」を開きます。

 

2.画面右上の[新規]ボタンをクリックします。

 

3.購入した資産の情報を入力します。

image002.gif

 

※その他の項目について詳しくは「減価償却資産を新規に登録する方法」のQ&Aをご参照ください。

 

4.入力が完了したら[登録]ボタンをクリックしてください。

 

 

B.勘定科目の作成

 

「固定資産圧縮損」という科目を使用する場合、科目の作成を行う必要があります。

 

<個人事業のお客様>

 

1.「初期」→「詳細」→「青色申告科目設定」を開きます。

 

2.農業用の場合は「143・144」(不動産の場合は「112~116」、一般の場合は「142・143」)のいずれかで、空欄になっている行を選択し[修正]ボタンをクリックします。

image003.jpg

 

3.科目の名称(例:固定資産圧縮損)を入力し、[設定]ボタンをクリックします。

image004.jpg

 

4.「青色申告科目設定」画面を終了します。

次に「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開き、画面左上〔分類〕の[▼]をクリックして「引当金準備金」に変更します。

image005.jpg

 

5.【繰入額等】の下にある科目を選択し、[挿入]ボタンをクリックします。

image006.jpg

 

6.空欄行が追加されますので、任意のコードと科目名称を入力します。

「農業用申告科目」では上記3.で作成した科目を選択してください。

image007.jpg

 

上記の設定ができましたら「C.仕訳の入力」に進んでください。

 

 

<法人事業のお客様>

 

1.「初期」→「勘定科目設定」を開き、画面左上〔分類〕の[▼]をクリックして「特別損益」に変更します。

image008.jpg

 

2.【特別損失】の下にある科目を選択し、[挿入]ボタンをクリックします。

image009.jpg

 

3.空欄行が追加されますので、任意のコードと科目名称を入力します。

〔決算書科目〕は「指定なし」の状態でEnterキーを押すと、同じ科目名が自動的に入ります。

image010.jpg

 

上記の設定ができましたら「C.仕訳の入力」に進んでください。

 

 

C.仕訳の入力

 

前途の手順で勘定科目を作成したら、資産購入・圧縮記帳に関する3つの仕訳を入力します。

 ア:資産購入時の仕訳

 イ:交付金を受け取った時の仕訳

 ウ:交付金分圧縮した時の仕訳         (例:「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」)

image011.gif

 

※上記の仕訳はあくまでも一般例です。税務署にご確認いただきました結果、別の処理をするよう指示を受けた場合は、税務署の指示に従ってください。

 

仕訳は手入力をするか、「減価償却費仕訳作成」で転送処理を行って作成します。

「減価償却費仕訳作成」を使う場合は以下の手順に従って操作を行ってください。

 

1.「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」を開きます。

 

2.[仕訳作成]ボタンをクリックします。

image012.jpg

 

3.〔仕訳作成〕タブにて、転送する条件を選びます。

・新規取得資産の仕訳を作成する

  資産購入時の仕訳(ア)を転送で作成する場合はチェックを付けます。

・圧縮損の仕訳を作成する

  交付金分圧縮した仕訳(ウ)を転送で作成する場合はチェックを付けます。

・交付金等の受け取り仕訳を作成する

  交付金を受け取った時の仕訳(イ)を転送で作成する場合はチェックを付けます。

image013.jpg

 

※その他の項目については、「減価償却費仕訳作成の方法」をご覧ください。

 

4.〔勘定科目設定〕タブにて、転送時の勘定科目を選びます。

・圧縮損の場合の科目

  交付金分圧縮した時の仕訳(ウ)の借方科目を選びます。

・交付金等を受け取った場合の科目

  交付金を受け取ったときの仕訳(イ)の貸方科目を選びます。

・交付金等を受け取った場合の受取科目

  交付金を受け取ったときの仕訳(イ)の借方科目を選びます。

・新規資産取得時の支払科目

  資産購入時の仕訳(ア)の貸方科目を選びます。

image014.jpg

 

5.[作成開始]ボタンをクリックします。

これにより、仕訳が自動作成されます。

 

 

 

 

 

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています