「決算」→「決算整理」→「仕訳チェックサービス」にて、会計業務の締め時期や決算時期に負担となる仕訳漏れや仕訳ミス、多重仕訳などの仕訳をチェックすることができます。
※「仕訳チェックサービス」をご利用になるには、インターネットへの接続が必要です。
<操作手順>
1.「決算」→「決算整理」→「仕訳チェックサービス」をクリックします。
2.利用規約が表示されますので、内容をよくお読みになり、[同意して利用する]ボタンをクリックします。
※次回以降、この画面を表示させない場合は、最下の〔今後、この「利用規約・個人情報の取り扱い」を表示しない。〕にチェックを付けてから[同意して利用する]ボタンをクリックしてください。
3.以下の画面では仕訳のチェック項目を選択します。
チェックを行いたい項目にレ点を付けます。レ点の付いていない項目についてはチェックを行いません。
また、各チェック項目の説明が右側に表示されますので参考にしてください。
4.チェック項目を選択しましたら、[実行]ボタンをクリックします。
5.確認メッセージは[はい]ボタンをクリックします。
6.チェック結果が表示されます。
赤色の字で表示されている内容は「警告」、黒色の字で表示されている内容は「参考」として、仕訳内容等を確認します。
【レベル】欄に伝票マークが付いている場合は、確認したい行をダブルクリックするか、確認したい行を黒枠で囲んで[呼出]ボタンをクリックすると、それぞれの確認画面が表示されます。
(伝票マークが付いていない行は、[呼出]ボタンはクリックできません。)
【チェック項目】の[▼]ボタンから、チェック結果を絞り込むことができます。
7.チェック結果の例と対処方法について
※チェック結果に表示される内容は、必ずしも修正が必要とは限りません。
内容をご確認の上、修正の必要がない場合はそのままにしておいてください。
(ア)仕訳について
確認したい行をダブルクリックするか、黒枠で囲み、[呼出]ボタンをクリックすると帳簿画面が表示されます。
内容を確認し、必要があれば追加、修正してください。
(イ)仮受・仮払消費税について
確認したい行をダブルクリックするか、黒枠で囲み、[呼出]ボタンをクリックすると帳簿画面が表示されます。最下の【残高】をご確認ください。
一般的に、仮受・仮払消費税の残高は次年度へ繰り越しませんので、決算時は0円となります。
残高が残っている場合は、0円にするための消費税相殺仕訳を入力します。
(「振替伝票入力」画面で入力した、消費税相殺仕訳の例)
(ウ)固定資産、減価償却費について
確認したい行をダブルクリックするか、黒枠で囲み、[呼出]ボタンをクリックすると帳簿画面が表示されます。
(【レベル】欄に伝票マークが付いていない行は、[呼出]ボタンはクリックできません)
a:期首帳簿価額と期首残高が一致しない場合
「初期」→「基本」→「期首残高登録」で表示される固定資産の残高と、「資産台帳」→「減価償却資産増減総括表」で〔勘定科目別〕タブをクリックしたときに表示される【期首帳簿価額】が一致しているかを確認し、一致していない場合は正しい金額に修正してください。
<勘定科目設定>
<減価償却資産増減総括表>
b:期末帳簿価額と残高が一致しない場合
期中に新規取得、または売却・除却した資産がある場合、「日常」→「帳簿」→「元帳」にその仕訳が入力されているかどうか、「資産台帳」→「減価償却資産登録」にその内容が登録されているか確認してください。
また、「日常」→「帳簿」→「元帳」に、減価償却費の仕訳が入力(転送)されているかどうか、その金額が正しいかどうかを確認してください。
※減価償却資産に関する仕訳については「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」より仕訳を自動作成することができます。
すでに「減価償却費仕訳作成」より仕訳が転送済みで、登録内容を修正して転送し直したい場合は、あらかじめ転送されている仕訳を帳簿画面より削除してから「減価償却費仕訳作成」をやり直してください。