株主総会で利益処分が確定したら、仕訳を入力します。
※※ ご注意ください ※※
・農業簿記では未処分利益科目として[コード982:前期繰越利益(損失)]勘定を設けています。
利益金処分(損失金処理)の仕訳を入力される際はこの勘定科目を使用してください。
・「決算」→「決算書」→「剰余金処分」または「損失金処理」画面にて【剰余金処分額】や【損失金処理額】を入力しても、決算書の損益計算書には反映されません。
帳簿画面にて、直接決算仕訳として【剰余金処分額】または【損失金処理額】を入力する必要があります。
・利益処分、損失金処理用の科目については、一部初期値でご用意していない勘定科目もあります。
必要な科目がない場合は、「初期」→「基本」→「勘定科目設定」の[挿入]ボタンより不足科目を作成してください。
<操作手順>
A.利益金処分の仕訳について
例:×月×日 株主総会において、以下のように当期の利益処分が確定した
現金配当200,000 役員賞与500,000 利益準備金300,000
農業簿記では下記のように仕訳入力します。
前期繰越利益 1,000,000 / 未払株主配当金 200,000
未 払 役員賞与 500,000
利 益 準 備 金 300,000
B.損失金処理の仕訳について
例:×月×日 株主総会において、当期未処理損失\8,000,000に対して、以下のように利益準備金と欠損填補積立金を取り崩し填補することが決議された。
利益準備金5,000,000 欠損填補積立金3,000,000
農業簿記では下記のように仕訳入力します。
欠損填補積立金 3,000,000 / 前期繰越利益(損失) 8,000,000
利益準備金 5,000,000