青色申告決算書は、「申告」→「決算書」→「青色申告決算書印刷」より印刷することができます。
A.各項目の説明
1.対象決算書
印刷したい青色申告決算書の種類を「農業用」「一般用」「不動産用」から選択します。
2.印刷帳票
印刷したい帳票にチェックを入れます。
(ア)減価償却費の計算等
[資産の数が多い時に自動で別紙も印刷する]を選択すると、減価償却資産や育成資産の登録数が多い場合に、自動的に別紙で「減価償却費の計算」や「育成費用計算表」が出力されます。
※減価償却資産数は農業用11件/一般用11件/不動産用12件、育成資産は2件を超える場合が対象となります(育成費用計算表は農業用のみが対象です)。
(イ)貸借対照表等
貸借対照表を「農業」「一般」「不動産」の事業ごとに金額を印刷することができます。
[○○用の金額のみ集計する]を選択すると、「部門設定」で設定されている各所得区分を元に金額を集計し、事業ごとに貸借対照表に表示します。
[○○用の金額のみ集計する]が選択されていない場合は、全社の金額を集計し貸借対照表に表示します。
※「初期」→「部門設定」にて所得区分ごとに部門が作成されていない場合は、事業ごとの貸借対照表は作成できません。
3.特別控除
青色申告特別控除を受ける場合は、該当する控除額を選択します。
4.本年分の不動産所得の金額
「農業用」または「一般用」の決算書を印刷する際に、不動産所得がある方は自動的に[本年分の不動産所得の金額]が表示されます。
※「基本情報設定」にて、[不動産用の申告書を提出している]を選択していない場合は、自動計算されませんので、必要に応じて金額を手入力してください。
5.[印刷]ボタン
クリックすると、選択した「印刷帳票」が印刷されます。
6.[プレビュー]ボタン
クリックすると、選択した「印刷帳票」がどのように印刷されるのかを印刷前に確認することができます。
7.[書式設定]ボタン
クリックすると、印刷帳票の選択や印刷のずれを調整することができます。
詳しくは後述の【B.書式設定】をご参照ください。
B.書式設定
1.印刷様式の設定
(ア)[書式設定]ボタンをクリックします。
(イ)〔帳票タイプ〕欄から印刷したい帳票を選択します。
税務署提出用のOCR用紙に印刷する場合は、「OCR用紙(○○所得用)」を選択します。
白紙の用紙に印刷する場合は、「A4よこ帳票(○○所得用)」を選択します。
白紙の用紙に税務署提出用のような書式で印刷する場合は、「A4よこ帳票(○○所得用)モノクロ」を選択します。
なお、こちらの書式で税務署に提出する際は、事前に所轄の税務署にて提出が可能かどうか確認をお願いします。
「帳票タイプ」を選択したら、必ず[設定]ボタンをクリックしてください。
2.印刷のずれを調整する(税務署提出用のOCR用紙に印刷する場合)
白紙の用紙に印刷を行い、提出用のOCR用紙に重ねて、印刷結果にずれがないかどうかを確認します。
下のようにずれが生じる場合は、正しい位置に印刷されるようマージンで調整します。
(ア)「青色申告決算書」画面の[書式設定]ボタンをクリックします。
(イ)書式設定画面の「マージン」で調整を行います。調整したら必ず[設定]ボタンをクリックしてください。
3.プリンターの設定
使用するプリンター名が表示されていない場合や、プリンターを変更した場合は以下の操作を行います。
(ア)[書式設定]ボタンをクリックします。
(イ)[プリンター・用紙]ボタンをクリックします。
(ウ)「プリンターの設定」画面が表示されますので、〔プリンター名〕の[▼]をクリックし、使用したいプリンター名を指定して、[OK]ボタンをクリックしてください。