得意先の情報を登録します。この登録をしていないと、見積・売上伝票・請求書などを入力・発行することができませんので必ず登録してください。
＜操作手順＞
１．「得意先」－「得意先登録」を開きます。
２．新規に登録する場合は［新規］ボタンを、既にある得意先の情報を修正する場合は、対象の得意先を選択し、［修正］ボタンをクリックします。
■「基本１」タブ･･･得意先のコード・名称・ジャンルといった、基本的な情報を設定します。
※登録済みの得意先コードは変更できません。また、同じ得意先コードを複数の得意先に使用することはできません。
■「基本２」タブ･･･請求書・納品書等の宛先や、様式などを設定します。
住所以外は必須ではありませんので、不要なら省略してもかまいません。
■「販売／回収」タブ･･･販売および回収の情報を設定します。
・請求締日･･･この得意先の締日を選択します。締日がない（売上があった都度に請求書を発行している）場合は「随時」を選択します。
・主な回収種別･･･この得意先の主な入金方法を選択します。入金伝票を入力する際の初期値となります。
・回収締切区分･･･請求締切が「随時」の場合は、発送日後、何日までに回収するか、請求締切が「○日締」の場合は、締日後、何日までに回収するか、という入金期限を入力します。
・売値区分･･･見積書や売上伝票を入力する際に、この得意先に対する販売価額に、「商品登録」内で登録されている「価格」のどの値を使用するかを選択します（以下は「商品登録」画面）。
・得意先用売値掛率･･･ここで設定した掛率と「売値区分」に該当する価格から、見積書や売上伝票の単価を計算します。
・与信限度額･･･この得意先に対する売掛残高の限度額を設定します。売上伝票を入力する際に、この限度額を超えた金額になると警告メッセージを表示します。警告メッセージを表示したくない場は「０円」にしておきます。
・開始売掛金基準日･･･一番古い売上伝票の一日前の日付を入力します。これ以前の売上伝票を入力しても売掛金として集計されません。得意先締日請求処理（請求書の発行）が済んでいると変更できなくなります。
・開始売掛金残高･･･「開始売掛金基準日」時点の売掛金残高を設定します。
■「税・計算」タブ･･･この得意先に関する税などの計算方法を設定します。
・税計算タイミング･･･この得意先の消費税を計算するタイミングを設定します。
明細行ごと･･･売上伝票の明細行ごとに消費税を計算します。
伝票ごと･････１伝票ごとに消費税を計算します。
締日一括･････得意先の締日までの売上合計額に対し消費税を計算します。
※「販売／回収」タブで、請求締日が「随時」になっている場合は、「締日一括」を選択することはできません。
・簡易課税事業者･･･売上伝票を登録する際に「簡易課税事業種別」の設定を自動化するため、得意先が「事業者」であるか、「消費者」であるかを選択します。
※「基本１」タブで得意先ジャンルが「小売店」になっていると、「事業者」で固定になるため選択することができないようになります。また、「初期」－「会社情報設定」の「税・会計」画面で、主な事業種別が「簡易課税ではない」になっていると選択できません。
・農業簿記・会計王に仕訳転送する時、得意先毎に科目設定する･･･農業簿記や会計王のデータと連動するよう「会社情報設定」で設定してある場合に選択できるようになっています。農業簿記や会計王で「売掛金」に得意先別の補助科目を作成していないときはチェックをはずしておきます。
■「独自項目」タブ･･･得意先に関する独自項目を設定します。独自項目は「初期」－「会社情報設定」画面の「得意先項目設定」タブで設定することができます。
■「営業分析」タブ･･･生年月日・性別等を入力します。ここに入力した情報はどの画面にも使用されませんので、メモとしてご利用ください。
［販売目標額設定］ボタンをクリックすると、目標売上額画面が表示されます。
得意先に対する１年間の販売目標額を設定することができます。
（こちらの情報も、どの画面にも使用されませんのでメモとしてご利用ください）
３．全項目に対しての入力が終わりましたら［設定］ボタンをクリックしてください。
