A.
気象情報・栽培履歴を任意に設定し、集計を行なえるようになっています。
CSV形式のデータを取り込むことや、グラフを作成することもできます。
<操作手順>
1.メニューバーから「日誌」→「気象・栽培」を選択します(メニューから「気象栽培」を選択していただいても結構です)。
以下の画面が表示されます。表示されている情報は、「作業日誌」「出荷伝票」「営農日記」から入力した情報ですが、この画面から直接入力することもできます。
※入力が行なえるのは、表示が「月報」になっているときのみです。
■入力する場合
1.年月日を指定します。年・月はリストからそれぞれ選択します。
日にちは明細の欄をクリックします。
2.[天候]ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されますので、天気のマークをクリックします(複数選択可能です)。
また、気温の入力はここでもできますが、一覧表に直接入力もできます。
入力後、[OK]ボタンをクリックします。
「天気」以外の項目は、全て直接入力することができます(「天気」だけは上記の方法で入力してください)。入力したい欄をクリックし、直接数字を打ち込んでください。
十字のカーソルが表示されたままですが、このまま数字を打ち込むことができます。
※表示する項目を任意に作成することができます。
作成する場合は「ツール」→「オプション」の〔項目〕タブを開きます。
「オプション」画面が表示されます。〔履歴〕タブを開き、[新規]ボタンをクリックします。既存の項目を修正したい場合は、修正したい項目を選択して[修正]ボタンをクリックします。
「項目」画面が表示されますので、追加したい項目名を入力し、各表示方法を選択します。
入力後、[OK]ボタンをクリックしてください。
追加作成ができましたら[OK]ボタンをクリックします。
以下のように入力画面に追加表示されます。
■便利な機能
CSV形式のテキストファイルで作成したデータを取り込むことができます。あらかじめファイルレイアウトにしたがって、データをテキストファイル(CSV形式)で作成します。
<ファイルレイアウト>
CSV(カンマ区切り)のファイルを次のレイアウトにしたがって作成します。
日付ごとに、1行のデータを作成します。
※「データ1・・・」は、「ツール」→「オプション」で任意に設定した項目をあらわしています。
テキストファイルの取り込み例
1.「ツール」→「データ取り込み」をクリックします。
2.[参照]ボタンをクリックし、あらかじめ作成しておいたテキストファイルを指定します。
3.テキストファイルが指定できましたら[OK]ボタンをクリックします。
取り込み開始となります。
4.取り込みが終了すると以下のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックするとこの画面は閉じ、気象・栽培画面に戻ります。
※ 不正なデータがあった場合、以下のメッセージが表示されます。枠内に表示されている「No. *」は、元となるテキストファイルの行を表しています。
元となるデータを修正し、再度取り込むか、取り込みができなかった行に直接入力してください。
※ 注意 ※
・1行が1日のデータとなります。同じ日付が複数存在する場合は、後の日付のデータが有効となります。
・年は西暦で入力してください。1桁の月日(「1月」「1日」など)は「01」「1」のどちらでもかまいません。
・マイナスも入力可能です。
・データがない欄の場合は「,,」と入力してください。
・数字にカンマを付けないでください( ○5000 ×5,000 )。
・“ ”でくくらないでください。
・最高気温より最低気温のほうが数値が大きい場合は取り込まれません。
■入力したデータを見る場合
入力(取り込み)したデータは、月報・年報・年次報・天気概況で見ることができます。
切り替えは「表示」メニューから行ないます。
また、各画面ごとにグラフを表示させることもできます。[グラフ]ボタンをクリックすると、以下のようにグラフが表示されます。
■月報・・・日単位で1ヶ月分のデータを集計し、表示します。
■年報・・・月単位で集計し、1年分のデータを表示します。
※表示される値は、「ツール」→「オプション」をクリックし、〔項目〕タブから確認・変更することができます。これに基づいて集計されています。
変更したい場合は項目を選択し、[修正]ボタンをクリックします。
表示される右の画面で変更してください。
■年次報・・・1つの項目について年度ごとに集計し、表示します。
■天気概況・・・[天候]ボタンから入力した天気データを集計し、月ごとの天気の出現回数を見ることができます。