販売集計では、「売上伝票」「出荷伝票」で入力した内容をいろいろな組み合わせで集計することができます。一度設定した条件はタイトルをつけて保存することができますので、毎回集計条件を設定しなくても次回からはタイトルを選ぶだけで簡単に集計が行えます。
集計結果は表やグラフで表示したり、印刷することができます。
また、複数の集計結果を同時に表示できるので、前年同月対比なども行えます。
<操作手順>
1.「委託販売」-「販売集計」を開きます。集計条件画面が表示されます。
2.集計条件を設定します。設定後、[OK]ボタンをクリックすると、集計結果が表示されます。
■タイトル:集計条件を記憶させたい場合は、表のタイトルを入力します。次回以降、同じ条件で集計したいときにタイトルを選択することができるようになります(なお、集計結果は出荷伝票の内容を変更するに伴い、変更されます)。
■集計期間:入力された範囲に該当する伝票が集計されます。日付の開始と終了を指定します。
<集計内容>
■集計内容:集計する内容〔売上金額(税抜き)・売上金額(税込み)・手取金額・合計数量・平均単価・金額・数量・単価・控除金額・控除の内訳・売上消費税・精算金額・返品・合計値引・商品値引・立替金・預り送料・その他〕をドロップダウンリストから選択します。
■表示モード:集計結果の数値の表示方法〔実数・構成比(%)・単位面積当たり〕をドロップダウンリストから選択します。「単位面積当たり」を選択する場合は、「たて項目」「よこ項目」「台帳」のいずれかで「ほ場」を選択してください。また、面積の単位は「a」で集計されますが、集計結果画面で、変更することができます。
■たて項目:集計結果でたてになる項目〔品目・仕向先・等級規格・等級・規格・ほ場・買参人・売上区分・伝票種類・年・月・日・上下旬・上中下旬〕をドロップダウンリストから選択します。
■よこ項目:集計結果でよこになる項目〔品目・仕向先・等級規格・等級・規格・ほ場・買参人・伝票区分・伝票種類・年・月・日・上下旬・上中下旬〕をドロップダウンリストから選択します。
<絞込>
■台帳:集計する台帳〔指定なし・品目・仕向先・等級・規格・ほ場・買参人〕をドロップダウンリストから選択します。
■対象:「台帳」を指定した場合のみ選択できます。指定した台帳に登録されている項目をドロップダウンリストから選択します。
■伝票種類:集計したい伝票種類〔指定なし・競売・掛売・小売・出荷〕をドロップダウンリストから選択します。「たて項目」「よこ項目」に「伝票種類」「伝票区分」が指定されている場合は選択できません。
■売上区分:「伝票種類」で「掛売」「小売」を指定した場合のみ選択できます。集計したい売上区分〔指定なし・売上・返品・合計値引・商品値引・立替金・預かり送料・その他〕をドロップダウンリストから選択します。
■ゼロ非表示:ONにすると全ての数値が0の行は表示されません。
■品種も表示する:たてまたはよこ項目を「品目」にした場合のみ指定できます。 品目の下の品種も集計したい場合にONにします。
《 例 》H19/11/1~H20/4/30の範囲で、各品目の月別の売り上げを集計する。
■集計期間:開始にH.19/11/1、終了にH.20/4/30を指定します。
■集計内容:「売上金額」
■たて項目:「品目」
■よこ項目:「月」
を設定し、[OK]ボタンをクリックします。下記のように集計結果が表示されます。
※集計表画面から再度集計内容を変更することができます。
■集計内容の変更:変更する場合、集計する内容をドロップダウンリストから選択します。
■表示モードの変更:集計結果の数値の表現方法(実数・構成比(%)・単位面積当たり)を変更する場合、ドロップダウンリストから選択します。
■単位面積:面積の単位を変更する場合、ドロップダウンリストから選択します。「表示モード」が「単位面積当たり」の場合のみ選択できます。
■ゼロ非表示:ONにすると全ての数値が0の行は表示されません。
■品種表示:集計条件画面で「たて項目」または「よこ項目」を「品目」にした場合のみ指定できます。 品目の下の品種も集計したい場合にONにします。
■前年同時期集計:出荷伝票に前年のデータがある場合は、同じ条件で前年の集計が表示されます。
※メニューバーの「ファイル」→「印刷」より集計結果が印刷できます。
※メニューバーの「ファイル」→「名前を付けて保存」ボタンより集計結果をExcel等の表計算ソフトで編集できるよう、ファイルとして保存することができます。ファイルはCSV形式で保存されます。ファイル名を任意に入力し、[保存]ボタンをクリックします。
※メニューバーの「ファイル」→「グラフ」ボタンより集計表のグラフを作成できます。
グラフ上で右クリックするとグラフの変更が行えるメニューが表示されます。このメニューから、目的に合ったグラフに作り直すことができます。