「青色申告決算書入力」または「収支内訳書入力」の画面で、[設定]ボタンや[印刷]ボタンをクリックした際に、下図のいずれかが出る場合があります。
[OK]ボタンで閉じ、<確認手順>へ進んでください。
<確認手順>
上記メッセージは、「青色申告決算書」または「収支内訳書」1ページ目の「経費から差し引く果樹牛馬等の育成費用」の金額と、「果樹・牛馬等の育成費用の計算」に印刷される育成費用の金額(育成費用の明細「小計」)が違う場合に表示されます。
金額を確認するため、「申告」→「青色申告決算書印刷」または「収支内訳書印刷」を開いて、「プレビュー」をご覧ください。
例:青色申告決算書(農業所得用)の場合
(ア)1ページ目の「損益計算書」の「経費から差し引く果樹牛馬等の育成費用」
(イ)3ページ目の「果樹・牛馬等の育成費用の計算」の(ニ)「小計」
上記(ア)と(イ)の金額が違っている場合にメッセージが表示されます。
<操作手順>の方法で金額が一致するよう修正してください。
<操作手順>
農業簿記では「育成費用仕訳作成」機能から、育成費用仕訳の自動作成ができます。
<確認手順>の(ア)の金額が0円だった場合、「育成費用仕訳作成」が実行されていないと考えられます。
先にこちらをご参考に、育成費用仕訳作成を実行してください。
「育成費用仕訳作成」を実行しているのに金額が一致しないときは、以下などが原因として考えられます。
・「育成費用仕訳作成」を実行後に「育成資産登録」で追加・修正があった
・「育成費振替」の勘定科目を使って仕訳を手入力している
仕訳作成をやりなおすことで金額が一致するかどうかをご確認ください。
1.「決算」→「自動仕訳」→「育成費用仕訳作成」を開きます。
※「育成資産管理」の画面が表示された場合は、右上の[仕訳作成]ボタンをクリックします。
2.「作成する育成資産種別」を選択し、勘定科目・補助科目・部門を設定後、[作成開始]ボタンをクリックします。
3.次の確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
4.完了確認画面が表示されます。[OK]をクリックします。
これにより、育成費用の仕訳が自動作成されます。
育成費仕訳作成は、「育成資産種別」ごとに行います。
「育成資産種別」が複数ある場合は、手順1~4の操作を種別ごとに行ってください。
5.「日常」→「帳簿」→「元帳」を開きます。
左上の勘定科目を「育成費振替」に設定し、育成費用の仕訳が転送されていることや、他に手入力された仕訳が無いことをご確認ください。
6.改めて<確認手順>の方法で、金額が一致したかどうかをご確認ください。