「青色申告決算書入力」または「収支内訳書入力」の画面で、[設定]ボタンや[印刷]ボタンをクリックした際に、下図のいずれかが出る場合があります。
このメッセージが出たら、各画面の入力内容に誤りがないか確認が必要です。
[OK]ボタンで閉じ、<確認手順>へ進んでください。
<確認手順>
上記メッセージは、「青色申告決算書」または「収支内訳書」1ページ目の「賃貸料」の金額と、「不動産所得の収入の内訳」に印刷される「本年中の収入金額」の金額が違う場合に表示されます。
金額を確認するため、「申告」→「青色申告決算書印刷」または「収支内訳書印刷」を開いて、「プレビュー」をご覧ください。
例:青色申告決算書(不動産所得用)の場合
(ア)1ページ目の「損益計算書」の「賃貸料」/「礼金・権利金・更新料」
(イ)2ページ目の「不動産所得の収入の内訳」の「本年中の収入金額」
上記(ア)と(イ)のそれぞれの金額が違っている場合にメッセージが表示されます。
このメッセージが出たら、不動産収入管理の設定や帳簿の見直しが必要です。
[OK]ボタンをクリックし、順に以下の3点をご確認ください。
<操作手順>
A.仕訳伝票の「部門」「物件/賃借人」
1.「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」を開きます。
2.一致していないとメッセージが出た取引の仕訳伝票を探し、その仕訳伝票の「部門」「物件/賃借人」欄がそれぞれ設定された状態になっているかをご確認ください。
「部門」に他の部門が設定されていたり、「物件/賃借人」が空欄になっている場合は仕訳伝票を修正してください。
※「物件/賃借人」が空欄になっている仕訳を検索したい場合は こちら をご参照ください。
3.改めて<確認手順>の方法で、金額が一致したかどうかをご確認ください。
金額が一致しない場合は引き続き手順Bの確認を行ってください。
B.物件登録の勘定科目
1.「資産台帳」→「不動産収入管理」を開きます。
2.画面右上の[物件]ボタンをクリックします。
3.登録している物件を選択し、右上の[修正]ボタンをクリックします。
物件が複数ある場合は、1つずつご確認ください。
4.「物件 登録修正」画面が開きます。
「仕訳」タブに切り替え、「賃貸料」「礼金」「権利金」「更新料」「名義書換料」に選択されている勘定科目が正しいか確認してください。
(例えば、「賃貸料」に農業用の勘定科目が設定されているなど)誤りがある場合は修正し、[登録]ボタンをクリックしてください。
5.改めて<確認手順>の方法で、金額が一致したかどうかをご確認ください。
金額が一致しない場合は引き続き手順Cの確認を行ってください。
C.賃借人登録の勘定科目
1.「資産台帳」→「不動産収入管理」を開きます。
2.画面右上の[賃借人]ボタンをクリックします。
3.登録している賃借人を選択し、右上の[修正]ボタンをクリックします。
賃借人を複数登録している場合は、1つずつご確認ください。
4.「賃借人 登録修正」画面が開きます。
「仕訳」タブに切り替え、「賃貸料」「礼金」「権利金」「更新料」「名義書換料」にチェックが付いている場合は、選択されている勘定科目が正しいか確認してください。
(例えば、「賃貸料」に農業用の勘定科目が設定されているなど)誤りがある場合は修正し、[登録]ボタンをクリックしてください。
チェックが付いていない場合は確認不要ですので、[キャンセル]ボタンで画面を閉じます。
5.改めて<確認手順>の方法で、金額が一致したかどうかをご確認ください。