前年度と今年度の各勘定科目の発生金額を、月別に見ることができます。
また、グラフを表示することで、経営が上がり調子なのか下降気味なのかを判断することができます。
※次年度更新したデータ、もしくは前年度から期末残高繰越処理を行ったデータ以外は比較することはできません。
<操作手順>
1.「集計分析」→「分析」→「前年同月対比表」をクリックします。
※「前年同月対比表」メニューがない場合は、「利用設定」→「ダイレクトメニュー設定」を開きます。
「分析」タブの「前年同月対比表」にチェックを付け、[設定]ボタンをクリックすると表示されます。
2.表示の切り替えについて
(ア)表示・・・「貸借対照表」「損益計算書」「製造原価」の表示を切り替えます。
※「製造原価」は、法人で、かつデータを「製造原価あり」で作成した場合のみ表示されます。
(イ)累計計算・・・累計金額を表示するか、単月の金額を表示するかを切り替えます。
※「貸借対照表」は累計計算のみで、切り替えはできません。
3.金額について
前年度より「データ次年度更新」をしている場合、「前実績」欄に前年度の値が表示されます。
前年度の値を修正したい場合は、前年度データを修正し、「期末残高繰越処理」を実行することで、今年度データに反映させることができます。
4.グラフの見方
グラフを見たい科目を選択(黒枠で囲まれた状態に)し、右上の[グラフ]ボタンをクリックします。
5.グラフの解析
このグラフはZ(ゼット)チャートと呼ばれ、経営が上がり調子なのか下降気味なのかを判断することができます。
値の求め方は下の(ア)~(ウ)の説明をご覧ください。
(ア)月次実績・・・本年度の月々の発生額。
(イ)累計実績・・・本年度の月々の累計額。
(ウ)移動合計・・・各月における過去1年間の合計額。
例えば1月の場合、昨年2月~今年1月までの12ヵ月分の合計額が表示されます。
2月には昨年3月~今年2月までの合計額が表示されます。
本年12月は1~12月の合計になりますので、(イ)本年度の累計と(ウ)移動合計は一致します。
「移動合計」(一番上の線)の様子によって、前年対比の経営状態を判断することができます。