今まで農業簿記9/8/7/V6のいずれかをお使いのお客様で、旧製品のデータを1つずつ農業簿記10へ移行する場合は、以下の手順を行ないます。
※この操作では、農業簿記9/8/7/V6のデータフォルダーを使用します。
<操作手順>
A.旧製品のデータフォルダーの確認と、取り出し方
※すでに旧製品データフォルダーの用意がある場合は「B.コンバート方法」へお進みください。
1.いままでご利用だった旧製品(農業簿記9/8/7/V6)を開き、「ファイル」→「データ選択」を開きます。
2.「データ選択」画面左上にある〔フォルダー表示〕にチェックを付けます。
3.農業簿記10へ移行したいデータの〔フォルダー〕を印刷するかメモに控えます。
印刷(またはメモ)が終わりましたら、旧製品を終了します。
4.手順3.で控えた場所からデータフォルダーを取り出します。
例:確認した「フォルダー」が「C:\Users\Public\Documents\Sorimachi\BK*\20XXDATA\」だった場合
(ア)エクスプローラーより、フォルダーの場所を開きます。
例では「コンピューター(またはPC)」より、「(C:)ドライブ」→「ユーザー」→「パブリック」→「パブリックのドキュメント」→「Sorimachi」→「BK*」を開きます。
(イ)「20XXDATA」のフォルダーを右クリックし、「コピー」をクリックします。
その後、任意の場所(USBメモリ等)にて右クリックし、「貼り付け」をクリックするとコピーされます。
農業簿記10にコンバートしたいデータが複数ある場合は、そのデータすべてについて操作してください。
B.コンバート方法
1.農業簿記10をインストールし、起動します(インストール方法は導入マニュアルをご覧ください)。
2.「オンラインアップデート」画面が表示されます。
[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックするとアップデートが始まります。
インターネットに接続していない場合や、後でアップデートを行う場合は[後でアップデートチェックを行う]をクリックしてください。
3.「オンラインユーザー登録のお願い」画面が表示されましたら、〔今後、このダイアログ画面を表示しない〕にチェックを入れ、[閉じる]ボタンをクリックします。
(ソリマチクラブにご加入のお客様は、すでにユーザー登録が完了しています。)
4.インストール後、最初に起動すると下の画面が表示されます。
「引き継ぎたい旧農業簿記」欄から今まで使用していた製品名を選択し、[引き継ぐデータを指定する]ボタンをクリックします。
ここでは例として、農業簿記9のデータを引き継ぐ場合の画面でご案内します(操作方法は簿記8/7/V6の場合も同様です)。
※上記画面が表示されない場合は、「データ管理」→「データ選択」→「データ作成」を開き、[旧農業簿記のデータを使用する]ボタンをクリックすると、上記画面が表示されます。
5.「農業簿記9・データファイルコンバート」画面が表示されます。
〔農業簿記10のデータフォルダー〕では、農業簿記10のデータを格納する場所を指定します。
初期値が表示されますが、変更することもできます。
変更する場合は[参照]ボタンをクリックして指定し直してください。
※[参照]ボタンをクリックすると下の画面が表示されます。
データを格納したい場所を指定し、[フォルダーを開く]ボタンをクリックします。
新たにフォルダーを作成したい場合は、画面右上の[新しいフォルダーの作成]ボタンをクリックします。
6.〔農業簿記9のデータフォルダー〕では[参照]ボタンをクリックします。
「A.旧製品のデータフォルダーの確認と、取り出し方」の4.(イ)で貼り付けたフォルダーを指定し、[OK]をボタンクリックしてください。
7.フォルダーの指定ができましたら、[実行]ボタンをクリックします。
8.下のメッセージが表示されますので[OK]ボタンをクリックします。
9.平成19年4月1日以降の減価償却制度改正に対応していない資産があった場合は、下のメッセージが表示されます。
(ア)上のメッセージが表示されない場合は10.に進んでください。
(イ)上のメッセージが表示された場合は[はい]をクリックします。 改正点に対応していない資産の情報が表示されますので、内容を確認してください。
コンバート完了後、メモ帳の内容に合わせて「資産台帳」→「減価償却資産登録」の確認・修正が必要となります。
印刷するか、「ファイル」→「名前を付けて保存」をしておいてください。
内容の確認が終わりましたら[×]ボタンで閉じてください。
10.下のメッセージが表示されたらコンバートの完了です。
[OK]ボタンをクリックするとダイレクトメニュー画面に戻りますので、データが正しくコンバートされているかどうかご確認ください。
※引き継ぎたいデータが他にもある場合は、「データ管理」→「データ選択」→「データ作成」を開きます。
「B.コンバート方法」の5.からの操作を行ってください。