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Q.不動産収入管理にて(未収)と表示される場合

対象製品
農業簿記10 以降
農業簿記10JAバージョン 以降

 

「日常」→「帳簿」→「不動産収入管理」(または「資産台帳」→「不動産収入管理」)にて、赤文字で(未収)と表示される場合があります。

この場合、入力されている入金金額が、「賃借人管理」画面で登録されている月額を下回っている可能性があります。以下の内容をご確認ください。

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A.確認手順

 

1.「日常」→「帳簿」→「不動産収入管理」を開き、画面右上の[賃借人]ボタンをクリックします。 (「資産台帳」→「不動産収入管理」からも開くことができます。)

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2.(未収)と表示される賃借人名をダブルクリックするか、または黒枠で囲んで[修正]ボタンをクリックします。

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3.〔賃借〕タブ内の【賃貸料月額】欄に金額が入力されていることと、その金額を確認し、画面を終了します。

※【賃貸料月額】欄には、必ず1ヵ月分の金額が登録されている状態にしておいてください。

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4.「賃借人管理」画面も終了します。

 

5.「不動産収入管理」画面に戻りますので、収入金額が何月分まで入力されているか、入金金額の合計(本年度入金)がいくらなのかをご確認ください。

 

 

B.操作手順

 

1.入金金額が未入力の月がある場合

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契約期間内に入金金額が未入力の月があると(未収)となります。入力漏れがないかご確認ください。

 

また、農業簿記ではシステム日付(パソコンで設定されている日付)も認識します。

現在の日付の1ヵ月前まで、入金入力されているかどうかもご確認ください(例えば、本日がH.2X年3月ならば、H.2X年2月まで入金入力されていれば(未収)にはなりません)。

 

2.賃貸料の変更、または日割計算した月がある場合

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本年度内の入金金額のうち「A.確認手順」の3.で登録されている金額よりも低い金額が入力されている月があると(未収)になります。

月の途中で入居または退去したため、賃貸料を日割計算した場合や、賃貸料の金額が変わった場合は、以下のように設定することで(未収)と表示されなくなります。

 

(ア)「不動産収入管理」画面から画面右上の[賃借]ボタンをクリックします。

 

(イ)該当の賃借人名をダブルクリックするか、または黒枠で囲んで[修正]ボタンをクリックします。

 

(ウ)「賃借人 登録修正」の画面で、月額の登録を変更します。

 

a:通常の月額は40,000円だが、1月15日に入居したため、1月分は20,000円とした。

【賃貸料月額1:20,000円】【賃貸料月額2:40,000円】【開始月:2月から】と設定します。

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b:3月までは月額50,000円だったが、4月から45,000円に変更する

【賃貸料月額1:50,000円】【賃貸料月額2:45,000円】【開始月:4月から】と設定します。

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3.複数月分の賃貸料をまとめて入金した場合

複数月分の賃貸料がまとめて入金された場合、入力の仕方によっては(未収)となってしまいます。

例:月額40,000円で、2月に、1・2月分の80,000円がまとめて入金された場合

2月の欄に「80,000円」と入力しただけでは、(未収)と表示されてしまいます。

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2月分の収入金額はいったん削除し、以下のように入力してください。

 

(ア)「1月」の金額欄をダブルクリックします。

 

(イ)[複数月指定]ボタンをクリックします。

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(ウ)〔複数月の家賃を一括納入〕にチェックを付け、「1月~2月分として」と入力して[設定]ボタンをクリックします。

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(エ)実際の入金日と、金額に1・2月分の合計を入力し、[設定]ボタンをクリックします。

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(オ)不動産収入管理では、以下のように2月分の欄が「 - 」で表示され、(未収)の表示が消えます。

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