対象製品
農業簿記10 以降
農業簿記10JAバージョン 以降
賃借人から受け取った保証金敷金について、「不動産収入管理」画面から「入金」「返金」「回復費用」の仕訳を作成することが可能です。
<操作手順>
例:片桐 愛子に令和XX年2月1日 160,000円の保証金敷金を返金した場合
1.「日常」→「帳簿」→「不動産収入管理」にて、片桐 愛子の保証金敷金欄をダブルクリックします。
(「資産台帳」→「不動産収入管理」からも開くことができます)
※保証金敷金欄は、キーボードの「→」キー、または最下の横スクロールバーで、最右まで進むと表示されます。
2.「不動産収入登録」画面が表示されます。
「区分」「入金日/出金日」「金額」を設定します。
勘定科目は、「物件(または賃借人)登録修正」で設定した初期値が表示されますので、内容を見直し、最後に[設定]ボタンをクリックします。
各項目の内容は、下記のとおりです。
「不動産収入管理」画面に戻ります。先ほどの設定を行ったことにより、残高が0円になりました。
3.仕訳の自動作成を行います。画面右上[仕訳作成]ボタンをクリックします。
4.仕訳作成画面が表示されます。期間等を確認し、[作成開始]ボタンをクリックします。
5.作成が完了しますと、下記のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
6.「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」で確認すると、下図のように仕訳が作成されています。
他にも下記のような仕訳を作成することができます。
※上記仕訳例のNo.283(最下)は、家賃の滞納分を保証金敷金で充当した場合に作成されます。