対象製品
農業簿記10 以降
農業簿記10JAバージョン 以降
次年度分の賃貸料の入金があった場合に、不動産収入管理に登録しておくことで「前受金」として翌年に繰り越すことができます。
<操作手順>
1.次年度へ「前受金」として仕訳を転送する場合は、あらかじめ「日常」→「帳簿」→「不動産収入管理」画面の各賃借人の翌年分の欄に入金日付と入金額を登録します。
(「資産台帳」→「不動産収入管理」からも開くことができます)
例:令和4年12月2日に、令和5年1月分の家賃が入金された場合
(ア)「R5-1月分」の金額欄をダブルクリックします。
(イ)入金日に「R.4/12/02」、入金額を金額欄に入力し、[設定]ボタンをクリックします。
※他の月にも入金があった場合は、同様に入力します。
2.不動産収入管理画面右上の[仕訳作成]ボタンをクリックします。
3.「仕訳作成」画面が開きますので、「作成期間」を翌会計期間(令和5年1月分~)にします。
〔前受金の仕訳を作成する〕にチェックを入れて[作成開始]ボタンをクリックすると、「前受金」の勘定科目を使用して仕訳が作成されます。
※下図のように、「不動産収入管理」画面の1月分欄で登録した情報(入金日・入金額・物件/賃借人)から「前受金」の仕訳を自動作成します。
以上の操作を行いますと、「データ次年度更新」を行った際に、勘定科目「前受金」を「賃貸料」に振り替える仕訳が自動的に作成されます。
※データ次年度更新作業終了の直前に以下の確認画面が表示されます。
※帳簿画面に「(借方)前受金/(貸方)賃貸料」という仕訳が自動作成されます。