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Q.合計残高試算表と決算書の金額が違う場合の対処方法

対象製品
農業簿記10 以降
農業簿記10JAバージョン 以降

 

 

決算書を印刷/プレビューした際に下記のメッセージが表示される場合がございます。

「資産の部の合計と負債・純資産の部の合計が一致していません・・メッセージID:107000」

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このメッセージが表示された場合は[OK]ボタンをクリックして決算書画面を閉じ、以下をお試しください。

 

<操作手順>

 

A.データの集計をかけ直します。

 

※以下の操作を行う前は念のため「データ管理」→「保存・復元」→「データ保存(バックアップ)」よりデータのバックアップを取っておいてください。

 

内部的に集計がうまくいっていない可能性があります。

「データ管理」→「ツール」→「データ再集計」を開き、〔データの再集計を行う〕にチェックを入れ[実行]ボタンをクリックしてください。

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B.期首残高を確認します。

 

1.「初期」→「基本」→「期首残高登録」を開きます。

(もしくは、「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開き、画面左上の「期首残高入力」にチェックを付けます。)

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2.画面の最下にある「貸借差額」が0円になっているかどうかを確認します。

「貸借差額」が0円の場合は、「C.金額が正しく反映されない科目を確認します。」の操作にお進みください。

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「貸借差額」に金額が入っている場合、借方の金額合計と貸方の金額合計が不一致の状態です。

各勘定科目の期首残高を見直し、金額間違いや入力漏れ等がありましたら修正してください。

 

3.「貸借差額」が0になったら「勘定科目設定」を終了し、「決算」→「決算書等」→「決算書」を開いて「貸借不一致」のエラーが表示されなくなったかどうかをご確認ください。

 

 

C.金額が正しく反映されない科目を確認します。

 

1.「集計分析」→「集計」→「合計残高試算表」を開き、集計範囲を〔期首月~決〕まで選択してください。

例:会計年度が2月~1月の場合

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2.画面左上の〔ゼロ非表示〕にチェックを入れます。

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3.合計残高試算表を印刷します。

(1)画面右上の[印刷]ボタンをクリックします。

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(2)印刷帳票を全て選択し、[印刷]ボタンをクリックしてください。

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※データ作成時に「製造原価なし」にてデータを作成した場合は、[製造原価報告書]は選択できません。

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4.「合計残高試算表」を終了し、「決算」→「決算書等」→「決算書」を開きます。

 

5.決算書の[プレビュー]を確認します。

 

a.農事組合法人の場合

お客様の会計期間が表示されていることを確認し、[プレビュー]ボタンをクリックします。

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下のメッセージが表示された場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。

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b.一般法人の場合

(1)お客様の会計期間が表示されていることを確認し、[集計開始]ボタンをクリックします。

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下のメッセージが表示された場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。

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(2)画面下の[印刷]ボタンをクリックします。

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(3)画面右部の[プレビュー]ボタンをクリックしてください。

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6.決算書のプレビュー画面が表示されます。

合計残高試算表の【資産の部 合計】と決算書の【資産の部 合計】が一致しているか確認します。

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7.同様に、【負債の部 合計】【資本の部 合計】(農事組合法人)【純資産の部 合計】(一般法人)、損益計算書の【売上高 計】【売上原価 計】【販売費・一般管理費計】【営業外収益 計】【営業外費用 計】【特別利益 計】【特別損失 計】(データ作成時に「製造原価あり」にてデータを作成された場合は【当期製品製造原価】)についても比較をして、「どの合計項目で合計残高試算表と決算書に不一致が起きているのか」、ならびに「どの科目の金額が正しく反映されていないのか」(=差額と、合計残高試算表の残高が一致する勘定科目はどれか)を探してください。

 

8.決算書のプレビューおよび決算書画面を終了します。

 

 

D.金額が正しく反映されない科目の決算書科目の対応付けを外します。

 

例:「減価償却費」の金額が【販売費・一般管理費計】に反映されない場合

 

1.「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開き、該当の勘定科目の行をクリックして黒枠で囲みます。

 

2. 画面右側に表示された「決算書科目」の名前をクリックします。決算書科目の名称・コード・イニシャルキー・分類(右端に[販管]や[製造]等とカッコ書きされているもの)が表示されますので、控えます。

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3.決算書科目のリストを上にスクロールして、一番上の「指定なし」を選択します。

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4.他の行をクリックして、該当の決算書科目の表示が<未対応>に変わったことを確認してください。

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5.画面右上の[終了]ボタンをクリックします。

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6.「決算書科目が対応づけされていない勘定科目があります。」と表示され、決算書科目を<未対応>にした勘定科目のコード・名称が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。

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※「期首残高の貸借合計が不一致です。~」と表示された場合は、[OK]ボタンをクリックします。

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E.決算書科目を一旦削除して、作り直します。

 

1.「初期」→「詳細」→「決算書科目設定」を開きます。

 

2.手順D-2で控えたコード・科目名称の行をクリックして黒枠で囲み、画面右上の[削除]をクリックします。

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3.そのまま、画面右上の〔挿入〕ボタンをクリックします。

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4.手順D-2で控えたコード・科目名称・イニシャルキーを入力し、〔設定〕ボタンをクリックします。

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5.「決算書科目設定」画面を終了します。

 

 

F.作り直した決算書科目に対応付けをし直します。

 

「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開き、該当科目の決算書科目欄を確認します。<未対応>と表示されている部分をクリックして、作成し直した決算書科目を選択してください。

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「勘定科目設定」を終了し、「決算」→「決算書等」→「決算書」を開いて、「貸借不一致」のエラーが解消され、金額が正しく反映されるようになったかどうかをご確認ください。

 

※勘定科目と決算書科目の作成位置(区分)が異なると、決算書に正しく金額が反映されません。同じ場所に作成してください。

 

 

 

 

 

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