20万円未満の固定資産については「3年一括償却」(3年間で全額償却)することができるようになっています。
対象となる固定資産の登録方法は下記をご参照ください。
※登録する固定資産が「3年一括償却」に該当する資産かどうかは、所轄の税務署または関与税理士様にご確認ください。
<操作手順>
1.「資産台帳」→「減価償却資産登録」を開きます。
(「初期」→「基本」→「減価償却資産登録」でも登録できます。)
2.新規に登録する場合は右上の[新規]ボタンをクリックします。
既存の資産を修正する場合は該当の資産を選択し[修正]ボタンをクリックします。
3.3年一括償却に該当する資産の登録を行います。
例:令和XX年6月1日に180,000円のパソコンを購入した場合
(a)償却方法・・・「均等償却」を選択し、「少額資産一括償却」にチェックをつけます。
(b)耐用年数・・・「3年」と入力します。
(c)普通償却額・・・取得価額を入力すると、取得価額の1/3の金額が自動表示されます。
※そのほかの項目は新規取得の登録と同様です。
また、3年一括償却で登録された固定資産の仕訳を自動する場合は、「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」で下図のように作成対象欄は「一括償却資産の仕訳を作成する」にチェックを入れ、その下の作成対象も選択します。
黒枠で囲まれている項目は仕訳作成時に必要な項目ですので、必ず設定の見直しを行ってから[作成開始]ボタンをクリックしてください。
※〔勘定科目設定〕タブはどの勘定科目で仕訳を作成するのかを選択します。
補助科目管理をしている勘定科目を選択した場合は、必ず補助科目も指定してください。
※下図の設定は一例です。どの勘定科目を選択するべきかは、恐れ入りますが所轄の税務署、または関与税理士様にご確認ください。
仕訳作成後は「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」等を開き、自動仕訳が作成されていることをご確認ください。
※上記方法で仕訳作成を行った場合、購入時の仕訳と減価償却費の仕訳が作成されます。