勘定科目に補助科目を作成することで、各科目の内訳を管理することができます。
例えば、普通預金の残高を口座ごとに把握したい場合や、売掛金や買掛金の残高を得意先や仕入先ごとに把握したい場合などに利用できます。
<操作手順>
例:普通預金の補助科目として「りんご銀行」を作成する場合
1.「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を開きます。
2.補助科目を設定したい勘定科目(例では「普通預金」)をクリックし、太枠で囲まれている状態で、画面右上にある[補助]ボタンをクリックします。
3.「補助科目設定」画面が開きましたら、画面右上の[新規]ボタンをクリックします。
4.補助科目を設定する画面が表示されます。内容を入力し、[設定]ボタンをクリックします。
同様に、補助科目が必要な科目について上記の作業を繰り返し行うことで補助科目が作成されます。
なお、1科目に作成可能な補助科目数は1,000件までです。
※※ 注意 ※※
すでに仕訳で使用している科目に「補助科目」を設定した場合、その科目を使用している入力済みの伝票には“1つ目の補助科目”が自動的に設定されます。
全ての補助科目を作成した後で仕訳伝票を見直し、必要に応じて正しい補助科目に変更してください。
また、「初期」→「詳細」→「仕訳辞書登録」・「お決まり仕訳登録」・「振替伝票事例登録」および「資産台帳」→「育成資産管理」・「減価償却資産登録」・「不動産収入管理」もあわせてご確認ください。
例:下のように仕訳が入力されている状態で、【普通預金】に「りんご銀行」と「びわ銀行」を作成する場合
普通預金科目に期首残高が設定されている状態で1つめの補助科目を作成する際、「補助科目設定」画面で期首残高の入力ができません。
設定してから開き直すか、すべての補助科目作成後に「期首残高登録」画面、または「勘定科目設定」画面より期首残高の入力をし直してください。
普通預金科目を使用して入力した仕訳の補助科目が全て「りんご銀行」の補助に書き換わります。
仕訳を1つ1つご確認いただきながら、正しい補助科目に変更してください。
すでに勘定科目に補助科目が作成されている場合については、仕訳入力の画面(簡易振替伝票入力・振替伝票入力・出納帳入力・元帳)からも補助科目を追加登録することができます。
補助科目欄の▼をクリックし、<新規追加>をクリックします。
「補助科目設定」画面が表示されますので、追加したい補助科目名などを入力し、[設定]ボタンをクリックするとリストに追加されます。
※1つ目の補助科目を作成する場合は、仕訳入力の画面から作成することはできません。
手順1.からの操作により作成してください。