「お決まり仕訳」や「振替伝票事例」には、消費税率の情報も保存されています。
そのため消費税率が改正された場合は、「お決まり仕訳登録」「振替伝票事例登録」画面にて消費税率を変更する必要があります。
例として「お決まり仕訳」の消費税率を変更する方法をご案内いたします。
「振替伝票事例」も同様の操作で変更することができます。
<操作手順>
※※ 注 意 ※※
・仕訳を入力する際に「お決まり仕訳」「振替伝票事例」を利用していない方は、この操作は不要です。
・この操作では、すべての「お決まり仕訳」または「振替伝票事例」を対象として一括で税率を変更するため、あらかじめ「データ保存(バックアップ)」を行っていただくことをお勧めいたします。
・この操作では、「お決まり仕訳」または「振替伝票事例」を利用して入力した、入力済みの仕訳には影響しません。
1.「初期」→「詳細」→「お決まり仕訳登録」または「振替伝票事例登録」を開きます。
現在設定されている消費税率をご確認ください。
2.画面右上の[税率変更]ボタンをクリックします。
3.確認メッセージが表示されます。
「データ保存(バックアップ)」が済んでいることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
4.税率変更画面が表示されます。
現在設定されている消費税率(1.で確認した税率)と、変更後の消費税率を設定します。
※「消費税額も合わせて計算する」について
「内税」「外税」で金額を設定している場合は消費税額も登録されています。
「お決まり仕訳」「振替伝票事例」に登録されている消費税額を、新しい税率で再計算する場合はチェックを付けてください。
※「伝票日付に従う」について
変更後の消費税率を「伝票日付に従う」にすると、仕訳入力時の伝票日付により自動判定された消費税率が表示されます。
この場合、「消費税額も合わせて計算する」にはチェックが付いた設定となります。
5.[実行]ボタンをクリックします。
6.確認メッセージが表示されたら操作完了です。
[OK]ボタンをクリックし、税率が変更されていることをご確認ください。
※以上の設定は、これから「お決まり仕訳」「振替伝票事例」を利用して入力する仕訳について適用されます。
すでに入力済みの仕訳には適用されませんので、変更が必要な場合は帳簿入力画面より直接消費税率を変更してください。