仕訳入力後に部門管理をやめる場合は、次の操作を行ってください。
※この作業を行う前に、必ず「データ管理」→「保存・復元」→「データ保存(バックアップ)」より、データのバックアップをお取りください(万が一、操作を誤ってしまいますと仕訳データが全て消えてしまいます)。
<操作手順>
1.「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」を開き、画面右下の仕訳件数をメモ等に控えてください。
2.「簡易振替伝票入力」を終了し、「日常」→「ツール」→「仕訳データ出力」を開きます。
(1)仕訳データファイル名を指定します。
初期値でもかまいません。出力先やファイル名を変更する場合は[参照]ボタンから選択してください。
(2)出力形式はカンマ区切りにします。出力範囲を設定し、[実行]ボタンをクリックします。
※下記の確認メッセージ(ID:102133)が表示された場合は、[データ形式]に「農業簿記12」以外が選択されています。[OK]ボタンをクリックし、データ形式を変更後、[実行]ボタンをクリックします。
(3)出力が完了しますと、下記のメッセージが表示されます。
手順1.で控えた仕訳件数と、出力件数が一致していることをご確認ください。
3.ダイレクトメニューの「日常」→「ツール」→「仕訳データ一括削除」を開き、入力した伝票を一括削除します。
※仕訳を全て削除後、元に戻したい場合は、「仕訳データ一括削除」前のバックアップデータが必要となります。
「仕訳データ一括削除」を実行する前に必ずデータのバックアップを行ってください。
4.「初期」→「詳細」→「お決まり仕訳登録」、「資産台帳」→「育成資産管理」「減価償却資産登録」で部門設定のある勘定科目が使用されている場合は、部門設定の無い勘定科目に一時的に変更します。
また、変更した箇所をメモ等に取っておいてください。
5.「データ管理」→「ツール」→「データ再集計」を開きます。
6.「初期」→「基本」→「部門設定」の画面を開き、登録されている部門を全て削除します。
部門数が多い場合は、左上の[部門階層]を異なる階層に変更してください。
確認メッセージ「部門情報を初期化します。」が表示されます。
[OK]をクリックすると、登録の部門がすべて削除されます。
7.部門が全て削除できましたら、「部門設定」画面を終了します。
終了時に以下のメッセージが表示されますので[OK]ボタンをクリックします。
8.「日常」→「ツール」→「仕訳データ受入」を開きます。
[参照]ボタンをクリックし、2.で出力した仕訳データファイルを選択します。
(1)〔ファイルの種類〕を「すべてのファイル」にします。
(2)〔ファイルの場所〕は、2.(1)でメモに控えた保存先のフォルダーを指定します。
(3)2.で出力したファイルを選択します。
(4)[開く]ボタンをクリックします。
(5)仕訳データフォルダ・ファイル名が表示されます。
データ形式は「カンマ区切り」にチェックを付け、[実行]ボタンをクリックします。
9.仕訳データの受入が完了すると、以下のメッセージが表示されます。
手順1.で控えた仕訳件数と一致していることをご確認ください。
10.以上で処理は完了です。
「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」等で、仕訳に部門が付いていないことや「初期」→「基本」→「勘定科目設定」で全ての勘定科目の部門欄が空欄になっていることをご確認ください。
その後、4.で変更した「初期」→「詳細」→「お決まり仕訳登録」、「資産台帳」→「育成資産管理」「減価償却資産登録」の勘定科目について、科目を元に戻してください。