「MoneyLink入金明細取込」で入金伝票を作成しようとした時に、以下のメッセージ(ID:40721)が表示された場合は、該当の請求先で締め処理が完了しているため、登録しようとしている日付で伝票が登録できない状態にあります。
※仮に「入金入力」画面から手動で伝票を登録しようとしても、以下のメッセージ(ID:85604)となり登録が行なえません。
【対処方法】
該当の請求先の前回請求日を確認し、遡って締め処理の取り消しを行い、伝票登録を行います。
【操作方法】
例)XXXX/01/01付けの入金明細を伝票登録したいが、請求先の「品川太田株式会社」が末日締めで、すでにXXXX/01/31で締め処理が行われている場合。
A.前回請求日の確認
1.ダイレクトメニューの「売掛管理」-「請求一覧」を開きます。
2.「請求一覧 条件指定」の画面が表示されます。「請求日(D)」に入金明細の「伝票日付」を指定し、「(E)」を空欄にします。
※日付を空欄にするには、カーソルを合わせてキーボードの「Delete」キーなどで日付を消します。
3.「請求先」タブをクリックして、「請求先」、「~(K)」の両方に該当の請求先を指定し、画面下の[開始]をクリックします。
4.請求一覧が表示されます。請求期間の右側に表示されている日付をメモに控えます。
※複数の請求期間が表示されている場合、すべての締め処理を取り消しする必要がありますので、各請求期間の右側の日付をメモに控えてください。
5.請求一覧は画面右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。
B.締め処理の取り消し
1.ダイレクトメニューの「販売業務」-「請求締切」を開きます。
2.「請求締切 条件指定」画面が表示されますので、手順A-4で控えた日付と締め処理の取り消しを行う「請求締めグループ」を指定します。
※手順Aで確認した締め処理が複数あった場合は、最新の締め処理から取り消す必要があります。
例)1/31、2/28、3/31の締め処理がされていた場合は、3/31から取り消しを行います。
3.「請求先」タブをクリックし、「請求先」、「~(O)」の両方に該当の請求先を指定し、[開始]をクリックします。
4.「請求締切・発行」画面に、該当の請求先が表示されます。締め処理を取り消したい請求先の「済」欄の下の行をクリックし、チェックを入れます。
5.「処理」欄にチェックマークが付きましたら、画面左上の[締め取消]をクリックします。
6.『指定された請求先の最後の締め処理を取り消します。よろしいですか?』と確認画面が表示されますので[はい]をクリックし、締め取消を行います。
7.該当の締め処理が取り消されて「請求」欄が『未』となったことを確認します。
※手順Aで確認した締め処理が複数ある場合は、上記手順1~6を繰り返し行い、画面上の「前回請求日」が取り込みたい明細の「伝票日付」(今回は1/1)よりも前になるまで締め取り消しを行います。
8.該当期間の締め処理の取り消しが終わりましたら、「販売業務」-「MoneyLink入金明細取込」から入金明細の伝票登録を行えるかご確認ください。
C.締め処理のし直し
MoneyLink入金明細取込で入金明細の伝票登録が行えましたら、手順Bで取り消した締め処理を再度行います。
※手順Bで取り消した締め処理が、元々誤った締め処理だった場合は、これ以降の作業は不要です。
1.ダイレクトメニューの「販売業務」-「請求締切」を開きます。
2.「請求締切 条件指定」画面が表示されますので、手順Bで取り消した締め処理の日付と「請求締めグループ」を条件に指定します。
※手順Bで取り消した締め処理が複数あった場合は、古い締め処理からやり直す必要があります。
例)1/31、2/28、3/31の締め処理を取り消した場合は、1/31から締め処理を行います。
3.「請求先」タブをクリックし、「請求先」、「~(O)」の両方に該当の請求先を指定し、画面下の[開始]をクリックします。
4.「請求締切・発行」画面に該当の請求先が表示されますので、「処理」欄にチェックが入っていることを確認して、右上の[締め開始]をクリックします。
※チェックが入っていない場合は、クリックして手動でチェックを入れます。
5.請求書を印刷せずに締め処理を行う場合は、「□締め日処理だけ行い、印刷しない」にチェックを入れ、[開始]をクリックします。
※請求書を印刷される場合は、「□締め日処理だけ行い、印刷しない」にチェックを入れずに[開始]をクリックします。
6.「締め処理が完了しました」のメッセージは[OK]ボタンをクリックして閉じ、「請求」欄が『済』になったことを確認します。
※手順Bで取り消した締め処理が複数ある場合は、上記手順1~5を繰り返し行います。