ハードディスク等の破損で製品を立ち上げられない、かつ、バックアップデータを保存されていなかった場合、製品の会社データを構成しているデータファイルからバックアップファイルを作成する方法がございます。
ただし、お客様のお手元で復旧することはできないため、以下のデータファイルをサポートセンターへお送りいただき、バックアップデータに変換できるか確認させていただきます(サポート契約が必要です)。
<操作手順>
A.データベースエンジンを停止します
1.デスクトップ画面の「スタート」ボタンを右クリックして「コンピューターの管理」をクリックします。
2.「コンピューターの管理」画面が表示されます。「サービスとアプリケーション」をダブルクリックして開きます。
3.「サービス」をダブルクリックして開きます。
4.「サービス」の一覧が表示されます。
画面右側の「名前」欄の『SQL Server (SORIMACHI2017)』を右クリックして「停止」をクリックします。
※『SQL Server (SORIMACHIXXXX)』のように『SQL Server (SORIMACHI2012)』などがある場合は全て停止してください。
B.製品のデータファイルを退避します
1.デスクトップ画面の「スタート」ボタンを右クリックして「エクスプローラー」をクリックします。
2.「エクスプローラー」画面が表示されます。以下のフォルダーを開きます。
販売王XX C:\ProgramData\Sorimachi\SALXX
販売王XX 販売・仕入・在庫 C:\ProgramData\Sorimachi\SPRXX
※XXにはご使用製品のバージョンが入ります。
※上記は初期値としてデータファイルが作成される場所です。変更されている場合はそちらを開いてください。
※「ProgramData」は通常隠しファイルとなりますので、下記の操作でフォルダーを表示します。
< Windows 11の場合>
「エクスプローラー」画面上部の「表示」-「表示」-「隠しファイル」をクリックして、チェックを付けます。
※作業完了後、安全のため設定を元に戻されることをお勧めします。
< Windows10/8.1/8の場合 >
「エクスプローラー」画面上部の「表示」タブをクリックし、「隠しファイル」にチェックを付けます。
※作業完了後、安全のため設定を元に戻されることをお勧めします。
※19シリーズ以降では、Windows 8は動作保証外OSとなります(Windows 8.1は動作保証対象)。
3.フォルダーを開くと、以下のデータファイルが保存されています。
これらのデータファイルをコピーして、デスクトップに新しいフォルダーを作成して貼り付けをします。
※XXにはお使いのバージョンの数字が入ります。
<『販売王』をご使用の場合>
・SALXXDBYY(YYは01~99).Mdf(複数存在している場合はそれら全て)
・SALXXDBYY_log(YYは01~99).Ldf(複数存在している場合はそれら全て)
・SSALXXMNGDB_Data.mdf
・SSALXXMNGDB_log.LDF
<『販売王 販売仕入在庫』をご使用の場合>
・SPRXXDBYY(YYは01~99).Mdf(複数存在している場合はそれら全て)
・SPRXXDBYY_log(YYは01~99).Ldf(複数存在している場合はそれら全て)
・SSPRXXMNGDB_Data.mdf
・SSPRXXMNGDB_log.LDF
デスクトップに保存していただいたデータファイルよりバックアップデータを作成する方法がございます。
ただし、お客様のお手元で販売王のデータとして復旧することはできないため、データファイルをサポートセンターへお送りいただき、バックアップデータに変換できるか確認させていただきます(サポート契約が必要です)。
データファイルをお送りいただく際には、事前に弊社サポートセンターへご連絡ください。
C.データベースエンジンを開始します。
1.手順Aの1~3をご参照いただき、「サービス」の一覧を表示します。
2.画面右側の「名前」欄の『SQL Server (SORIMACHI2017)』を右クリックして「開始」をクリックします。
※『SQL Server (SORIMACHIXXXX)』のように『SQL Server (SORIMACHI2012)』などがある場合は全て開始してください。