民法改正により、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
令和4年の源泉徴収票の≪未成年者≫欄については、従業員本人の生年月日が平成17年(2005年)1月3日以降に生まれた方の場合、「〇」を付することになります。
このため、給料王22では、年調年度令和4年の「年調データ入力」画面において、「2022年4月1日の民法改正により、成年年齢が18歳に変更となりました。」と以下のメッセージが表示される場合があります。
このメッセージは、年調年度令和4年の「年調データ入力」画面に表示される社員のうち、
「社員情報設定」の「扶養」画面において、■本人情報/源泉徴収票が【未成年者】に設定されている社員が存在する場合に表示されます。
なお、このメッセージは、設定が正しい場合でも誤っている場合でも、確認を促す為に表示されるメッセージとなっております。メッセージが表示された場合には、以下の操作手順にて、ご確認ください。
<操作手順>
1.「年調」→「年調データ入力」画面を開き、メッセージが表示されましたら、[OK]ボタンをクリックし、メッセージを閉じます。
2.「年調データ入力」画面が開きます。右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。
3.社員の生年月日と本人情報/源泉徴収票の設定を一覧で確認するため、「設定」→「社員情報設定(一覧入力)」を開きます。
4.チェックしやすい表示にするため、表示形式を作成します。画面左上の『表示形式』欄にて、〈新規作成〉を選択します。
5.「社員情報設定(一覧入力)表示形式変更」画面が開きます。『表示形式名称』欄に、任意の形式名称を入力します。(ここでは、例として、〔未成年チェック〕としました。)
6.『項目一覧』より、≪生年月日≫を選択し[追加]ボタンをクリックします。≪生年月日≫が『選択されている項目』に表示されます。
7. 続けて、『項目一覧』より、≪源泉徴収票(未成年者)≫を選択し[追加]ボタンをクリックします。これで、『選択されている項目』には、≪生年月日≫と≪源泉徴収票(未成年者日)≫が表示されます。
項目の選択は以上です。画面右下の[設定]ボタンをクリックします。
8.作成した表示形式に変更します。画面左上の『表示形式』欄にて、上記で作成した表示形式を選択します。(今回の場合は〈未成年チェック〉を選択しました。)
9.画面に≪生年月日≫と≪源泉徴収票(未成年者)≫の内容が表示されます。
≪源泉徴収票(未成年者)≫欄が〔対象〕となっている場合は、【未成年者】の扱いになりますので、生年月日の内容と、源泉徴収票(未成年者)の設定に間違いがないか、確認します。(退職済みの方については、令和4年の「年調データ入力」画面に表示される方のみ、ご確認ください。)
≪源泉徴収票(未成年者)≫欄の表示が間違っている場合には、クリックし、正しいものを選択します。
例えば、下図の場合、反町一郎さんは、生年月日が平成18年10月10日で18歳未満になるので、≪源泉徴収票(未成年者)≫欄が〔対象〕で正しい設定となり問題ありません。
反町次郎さんは、生年月日が平成15年6月6日で18歳以上になるため、≪源泉徴収票(未成年者)≫欄が〔対象〕だと異なる設定になっています。
この場合、〔対象〕の表示をクリックし、〔対象外〕に変更します。
10.内容を確認しましたら、この画面は[終了]ボタンをクリックして閉じます。
11.「社員情報設定(一覧入力)」にて設定を確認し、問題がない状態になりましたら、1番のメッセージを表示しない設定にするため、「年調」→「年調データ入力」画面を開きます。
12.1番のメッセージが表示されます。設定が正しい場合でも誤っている場合でも、確認を促す為にメッセージが表示されますので、『今後このメッセージは表示しない』にチェックマークを入れて、[OK]ボタンをクリックします。これで、次回からは、1番のメッセージは表示されません。